ニット用語(50音順)
引用:ニットウエア ハンドブック改訂版
あ行 | あ | い | う | え | お
か行 | か | き | く | け | こ
さ行 | さ | し | す | せ | そ
た行 | た | ち | つ | て | と
な行 | な | に | ぬ | ね | の
は行 | は | ひ | ふ | へ | ほ
ま行 | ま | み | む | め | も
や行 | や | ゆ | よ
ら行 | ら | り | る | れ | ろ
わ行 | わ | を
【な】
ナイザー加工
編地に織物のような外観を与える仕上げ加工。 約50~200本/cmのV字形の平行斜線を彫刻した鋼鉄製のボールを加熱し、この下にペーパーボールを置いて強圧し、 ニップに熱可塑性の編地を通すと、編地の特性を失わずに織物風の外観が得られるとともに、地が緻密になり、好ましくない透明さが消える。 主にナイロン・トリコット生地に行われる。
ナイロン
ポリアミド系合成繊維の総称。 絹に似た光沢があり、耐久性は勝るが、熱に弱い。 アジピン酸とヘキサメチレンジアミンとの縮重合によって得られるものと、カプロラクタムの開環重合によるものがある。 1935年に米国のカロザースが発明。 衣料などのほか、成形品にも用いられる。 もと商品名。
※参照 ⇒ 化学繊維の基礎知識、ナイロン
生糸(なまいと、Grey yarn)
一般に綿糸の精錬、漂泊、染色などをしていない、紡績したままの糸のことをいう。 未晒し糸という意味。
生撚り(なまより)
撚り数が既定の回数に達しない撚りをいう。不足撚りともいう。
縄編(なわあみ、Cable stitch)
平編の若干のウエールを交互に移し変えて、縄状に編んだ緯組織。 編地の表面に縄模様を描く編み方のこと。 横編機で目移しして編まれる。
縄糸(なわいと、Loop yarn,Ring yarn)
糸の表面にループを出した飾り撚糸の一種。